雑学 なんの日

9月22日

09-22

国際ビーチクリーンアップデー

9月22日は「国際ビーチクリーンアップデー(International Coastal Cleanup Day)」として知られています。
アメリカの環境保護団体「オーシャン・コンサーバンシー」が1986年に始めた活動を起源とし、世界100カ国以上で海岸清掃が実施される国際的な記念日です。
通常は9月の第3土曜日に設定されており、日本ではその前後に合わせて「海を守るための行動」が全国で展開されます。

深刻化する海洋ごみ問題

毎年、数百万トンのプラスチックごみが海に流れ込み、魚やウミガメ、海鳥が誤飲や絡まりによって命を落としています。
これらの多くは、私たちの日常生活から出たごみが適切に処理されずに海へと流出したものです。

とくにマイクロプラスチックによる海洋汚染は世界的な課題となっており、生態系や人間の健康にも影響が及ぶ可能性があります。

参加することの意義と効果

ビーチクリーン活動は、単なるごみ拾いにとどまらず、自然環境への意識を高める教育的な側面もあります。
子どもから大人まで誰でも参加でき、企業や学校、地域団体による大規模なクリーンアップイベントも各地で開催されています。
自分が拾ったごみの量や種類を把握することで、ごみの発生源や対策を考えるきっかけにもなります。

まとめ

9月22日の国際ビーチクリーンアップデーは、美しい海を未来に残すために、今私たちができることを見つめ直す日です。
日常のごみ削減や分別の徹底、そして実際に行動することが、かけがえのない海の命を守る第一歩になります。
今年は家族や仲間と一緒に、海岸へ足を運び、自然とのつながりを感じながらクリーンアップに参加してみてはいかがでしょうか。

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