雑学 10月 なんの日

10月6日

10-06

国際協力の日

10月6日は「国際協力の日」です。
この日は、1954年に日本が「コロンボ・プラン」に加盟し、正式に国際社会の一員として途上国への支援を開始した日として記念されました。
日本の国際協力活動の歩みを振り返り、開発途上国支援や国際貢献について考える機会として広く認知されています。

国際協力の第一歩「コロンボ・プラン」とは?

「コロンボ・プラン」は、第二次世界大戦後のアジア太平洋地域における経済開発を目的とした多国間の協力枠組みです。
日本は戦後復興を経て、援助を受ける立場から援助を行う立場へと移行。
1954年の加盟をきっかけに、教育、医療、インフラ、農業など幅広い分野での支援を行い、国際社会との関係を築いてきました。

JICAを中心とした日本の取り組み

日本の国際協力は、JICA(国際協力機構)をはじめとする政府機関やNGO、NPO、民間企業など、多様な主体によって行われています。
近年はSDGs(持続可能な開発目標)にも貢献する形で、地球規模の課題への対応が求められています。

青年海外協力隊、技術協力、無償資金協力、円借款など、支援の方法も多岐にわたっており、日本ならではの「顔の見える支援」が高く評価されています。

私たちにできる国際協力

国際協力というと、国家レベルの支援と思われがちですが、私たち一人ひとりにもできることがあります。
フェアトレード製品の購入、募金、ボランティア、海外ニュースへの関心など、小さなアクションが国際貢献につながります。

学校や企業でも、国際協力の取り組みを通じて、国際理解や多文化共生を育む教育の場が増えています。

まとめ

10月6日の国際協力の日は、グローバルな視点で世界とつながり、誰かの役に立つことの意味を考える日です。
遠い国の問題も、実は自分たちの未来と深く関わっているかもしれません。
この日をきっかけに、国際社会の一員としてできることを見つけてみてはいかがでしょうか。

-雑学, 10月, なんの日