雑学 なんの日

10月9日

10-09

世界郵便の日

10月9日は「世界郵便の日(World Post Day)」です。
1874年のこの日、スイスのベルンで「万国郵便連合(UPU)」が設立され、国際郵便制度が公式にスタートしたことを記念して制定されました。
現在では、UPU加盟国である190以上の国と地域が、この日を中心に郵便制度の重要性や役割について啓発活動を行っています。

手紙から始まる“つながり”の文化

デジタル社会が進んだ現代においても、郵便の果たす役割は多岐にわたっています。

特に手紙やはがきは、相手に気持ちを伝えるアナログな手段として根強い人気を誇り、丁寧に綴られた手書きの言葉には、メールにはない温もりがあります。

物流インフラとしての重要性

郵便は通信手段であると同時に、地域と地域、人と人を結ぶ社会インフラとして機能しています。
封書や荷物の配達、速達や書留、国際小包に至るまで、あらゆる物流を担い、災害時や緊急時にも重要な情報網の一部を形成しています。

変化する郵便のかたち

近年では、通販やフリマアプリの利用拡大により、郵便局の役割はますます広がっています。
一方で、高齢化や地方の過疎化により、郵便局が地域コミュニティの拠点として再評価される動きもあり、見守りや行政サービスとの連携が期待されています。

まとめ

10月9日の世界郵便の日は、郵便の歴史を振り返りながら、私たちの暮らしと社会を支えているその価値を改めて見直す日です。
この日をきっかけに、久しぶりの手紙を書いてみたり、身近な郵便サービスの利用を見直してみてはいかがでしょうか。

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