
世界トイレの日
11月19日は「世界トイレの日(World Toilet Day)」です。
2013年、国際連合によって制定された国際的な記念日で、衛生的なトイレの整備と意識向上を目的としています。
いまだ約20億人が安全なトイレを利用できない状況にあり、健康や教育、尊厳に直結する問題として注目されています。
トイレは人権の問題でもある
清潔で安心して使えるトイレは、単なる生活設備ではなく、人間の尊厳と健康を守るための権利です。
特に開発途上国では、トイレの未整備が原因で下痢や感染症が蔓延し、多くの命が奪われています。
トイレが果たす役割
- 衛生的な生活環境の維持
- 水質汚染の防止
- 女子生徒の学校継続の支援
- 防犯・安全性の確保(特に女性や子ども)
私たちにできること
寄付や支援団体への協力だけでなく、日本国内でもトイレの多様性(多目的トイレ・オストメイト対応など)に目を向けることが大切です。
また、災害時用の簡易トイレや備蓄についても、家庭単位での意識が求められています。
まとめ
11月19日の世界トイレの日は、普段意識することの少ない“トイレ”の存在と価値に光を当てる日です。
当たり前を支えるインフラのあり方について、世界規模で考えてみてはいかがでしょうか。