雑学 なんの日

12月29日

12-29

清水寺・大掃除の日

12月29日は「清水寺・大掃除の日」です。
この日、京都の名刹・清水寺では、一年の埃とけがれを祓う「すす払い(大掃除)」が行われます。
清水の舞台としても有名な本堂や仏像、堂内外を数十人の僧侶や関係者が清める年末の恒例行事です。

すす払いの意味と由来

すす払いは、年末の大掃除と同時に、心と空間のけがれを払う“浄化の儀式”でもあります。

仏教では、清らかな状態で新年を迎えることが大切とされ、年末にこうした掃除が行われてきました。

清水寺の大掃除の様子

  • 高さ10m超の大きなほうきで舞台を清掃
  • 本尊・千手観音像に感謝の祈りを捧げる
  • 境内の欄干や釣り灯籠も丁寧に清拭
  • 見学者にとっても年末の風物詩

日本の“年越し文化”として

清水寺のすす払いは、全国の家庭でも行われる“大掃除”の原点とも言える行事です。
一年の感謝を込めて空間を整えることで、新しい年に良い気を呼び込む準備が整います。

まとめ

12月29日の清水寺・大掃除の日は、古都・京都の伝統行事を通して、年末の心身の浄化を意識する日です。
家の掃除も、気持ちを整える大切な“儀式”ととらえて、しっかりと新年を迎える準備をしましょう。

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