カレンダーの日
12月3日は「カレンダーの日」です。
1872年（明治5年）のこの日、日本政府がそれまでの太陰暦（旧暦）から太陽暦（新暦）への移行を決定しました。
日本の暦が国際基準に準じるようになった歴史的な日であり、現代の時間感覚のベースが築かれた日でもあります。
太陰暦から太陽暦へ
旧暦は月の満ち欠けをもとにした暦でしたが、季節と日付がずれやすく、西洋諸国との交流に支障が出ていました。
そこで、日本は明治政府の近代化政策の一環として、グレゴリオ暦を採用しました。
これにより、日本は世界標準のカレンダーを使用する国となりました。
カレンダーの豆知識
- 「月曜始まり」と「日曜始まり」は国や用途で異なる
- 祝日の移動により“ハッピーマンデー”が定着
- 旧暦・六曜入りカレンダーも根強い人気
- 電子カレンダーと紙カレンダーの使い分けが進む
私たちの生活とカレンダー
予定を管理し、季節を感じ、人生の節目を刻むカレンダーは、私たちの生活と切っても切れない存在です。
家族や仕事、趣味など、それぞれの人生を映す“日々の設計図”とも言えるでしょう。
まとめ
12月3日のカレンダーの日は、時間を意識しながら生きる現代人にとって、時間の使い方や人生の設計を見直す好機です。
来年のカレンダーを選ぶこの時期に、改めて暦のありがたみを感じてみてください。