はじめに
「あのー」「えーと」「なんか」など、話している最中に無意識に口にしてしまう言葉はありませんか?
こうした言葉は「フィラーワード(filler words)」と呼ばれ、会話の中で意味を持たず、間を埋めるために使われる言葉です。
気づかないうちにクセになっていることも多くあります。
プレゼンや面接・営業トークなど「聞かせる話」が求められる場面では、信頼感を損なう原因になることもあります。
今回は、フィラーワードの特徴や原因、そして日常で使いすぎを防ぐ方法について解説します。

フィラーワードとは何か?
フィラーワードとは、「話の間をつなぐために無意識に使ってしまう言葉や音声」のことです。
代表的なフィラーワードには次のようなものがあります。
- あのー
- えーと
- なんか
- まあ
- ええ
- だから
- ていうか
- 一応
これらは、言葉に詰まったときや考えながら話しているときに出やすく、意味のない補助的な言葉として機能します。
フィラーワードが多いとどうなる?
フィラーワードが悪いわけではありません。誰にでも多少はありますし、完全にゼロにするのは不自然です。
ただし、あまりにも多用すると次のような印象を与えてしまいます。
- 話に自信がなさそう
- 話がまとまっていないように感じる
- 落ち着きがなく、説得力が弱くなる
- 聞いていて疲れる
特に、ビジネスシーンや人前で話す場面では、フィラーワードの多用はマイナスに働きやすくなります。
なぜフィラーワードを言ってしまうのか?
フィラーワードが出てしまう背景には、主に以下のような原因があります。
- 無音の間(沈黙)に対する不安
- 次に話す内容を考えながら口を動かしている
- 会話のテンポを保とうとする意識
- 自信のなさや緊張
- 話の構成が整理されていない
つまり、話す内容が頭の中で明確になっていない状態で、言葉だけが先に出ようとするとフィラーワードが増える傾向があります。
フィラーワードを減らす方法
以下のような工夫で、フィラーワードの使用を抑えることができます。
無理に話し続けようとしない
沈黙は必ずしも悪いことではありません。
言葉に詰まりそうなときは、落ち着いて間を置いてから話すようにしましょう。
言いたいことを整理してから話す
話す前に要点を考える習慣をつけることで、迷いなく話せるようになります。
箇条書きで思考整理をするのも効果的です。
自分の話し方を録音して確認する
スマホなどで自分の声を録音し、どこにフィラーワードが多いのかを客観的に把握することが大切です。
プレッシャーの少ない場で練習する
家族や友人との日常会話で意識してみるのも良い練習になります。
フィラーの代わりに「間」を使う練習
あえて「何も話さない時間(間)」を取り入れることで、落ち着いた印象に変わることもあります。
まとめ
フィラーワードは、誰もが使ってしまう言葉のクセです。
完璧に排除する必要はありませんが、必要以上に使ってしまうと会話が聞きづらくなったり、印象が悪くなることもあります。
「言葉に余白を持たせること」も、伝え方の大切なスキルのひとつです。
少しずつ意識を変えて、落ち着いた話し方を目指しましょう。