はじめに
笑ったときにほっぺにできる小さなくぼみ、「えくぼ」。
「あの人、えくぼがかわいいね!」なんて言われることもありますよね。
でも、このえくぼって、どうしてできるのでしょうか?
生まれつきある人とない人の違いって?
この記事では、「えくぼとは何か?」をわかりやすく解説します。

えくぼとは?
えくぼは、笑ったときに頬(ほっぺた)にできる小さなくぼみのことです。
医学的には、「顔の筋肉のつき方」によってできるものです。
とくに「大頬骨筋(だいきょうこつきん)」という筋肉の一部が、ちょっと短かったり、皮ふとくっついていたりすると、笑ったときにくぼみができます。
つまり、筋肉の“つき方のクセ”が、えくぼになるんです。
えくぼは遺伝する?
えくぼは遺伝することが多いといわれています。
親のどちらかにえくぼがあると、子どもにもできる可能性が高くなります。
ただし、必ず遺伝するわけではなく、「えくぼがある親から生まれた子どもにえくぼがない」こともあります。
また、両親にえくぼがなくても、偶然できるケースもあるので、100%ではありません。
片方だけ?両方ある?
えくぼは
- 両方のほっぺに出る人
- 片方だけに出る人
- 時々出るけど普段は目立たない人
など、人によってさまざまです。
どちらかといえば、左右両方に出る人の方が多いですが、片方だけでも十分かわいらしさはあります。
えくぼはモテる?
昔から「えくぼのある人は魅力的」と言われています。
とくに日本では「えくぼ=かわいい」「やさしそう」など、プラスのイメージをもたれることが多いです。
笑顔がやわらかく見えるので、親しみやすさや好印象につながるのかもしれませんね。
人工のえくぼって作れるの?
近年では、「えくぼ整形」や「メイクでつくるえくぼ」なども話題になっています。
整形では、小さな手術でえくぼのようなくぼみを作る方法があります。
また、メイクやシールで“なんちゃってえくぼ”を演出する方法もあります。
ただし、どちらもあくまで一時的・人工的なものなので、自然なえくぼにはかなわないという声もあります。
まとめ
えくぼは、顔の筋肉の動きやつき方によってできる“くぼみ”のことです。
遺伝でできることが多く、笑顔をやさしく見せてくれる効果があります。
両方に出る人もいれば、片方だけの人もいて、それぞれに個性があります。
笑ったときにえくぼが出ると、それだけで周りが明るくなるような、そんな魅力があるかもしれませんね。