はじめに
投資を学ぶときに出てくる「投資信託」と「個別株」。
仕組みの違いは理解しにくいですが、実は「お弁当」にたとえるとイメージしやすくなります。
本記事では、米国の人気株価指数FANG+(ファングプラス)を例に、投資信託と個別株の違いをわかりやすく解説します。

FANG+(ファングプラス)は「詰め合わせ弁当」
FANG+(ファングプラス)とは、アマゾンやアップル、テスラ、エヌビディアなど、米国を代表するハイテク企業10銘柄をまとめた株価指数です。
これはまさに「お弁当」。
唐揚げや卵焼き、ハンバーグなど人気のおかずが少しずつ入っている幕の内弁当のような存在です。
- 10銘柄まとめて味わえる
- テクノロジー分野の成長を一度に取り込める
- 1つのおかずが不調でも他がカバー
- リスク分散になる
つまりファングプラス自体が「いろんな味を楽しめるお弁当」なのです。
FANG+(ファングプラス)について詳しく知りたい方は以下を参考にしてください。
投資信託は「お弁当をそのまま買う」
投資信託を通じてFANG+(ファングプラス)に投資するのは、「お弁当を丸ごと買う」のと同じです。
- ひとつの商品を買うだけで、10銘柄すべてに分散投資できる
- 株の知識がなくても手軽に始めやすい
- 長期的な安定を目指す人に向いている
つまり「どのおかずを選んでいいかわからない人でも、バランスよく全部味わえる」のが投資信託です。
投資信託について詳しく知りたい方は以下を参考にしてください。
個別株は「お弁当の中の一品を単品で買う」
一方、個別株投資はFANG+(ファングプラス)弁当の中から気に入った一品を選んで買うようなものです。
- 例
- テスラ株だけ買う → 「今日はテスラの唐揚げだけ!」
- 当たれば大きく利益が出る
- ただし、そのおかずが不調なら食卓(ポートフォリオ)が一気に寂しくなる
つまり個別株は「一品集中」の勝負飯です。
個別株投資について詳しく知りたい方は以下を参考にしてください。
まとめ
FANG+(ファングプラス)は「人気企業10社が詰まったお弁当」。
- 投資信託を通じて買う → お弁当を丸ごと買って安心して食べる
- 個別株を買う → 中から好きなおかずを選んで単品注文する
投資を始めるときは、自分が「全部ちょっとずつ食べたい派」か「好きな一品に集中したい派」かをイメージすると、選びやすくなります。