【初心者向け】インカムゲインとキャピタルゲインとは？

投資の勉強を始めると、よく目にする言葉――
それが 「インカムゲイン」と「キャピタルゲイン」 です。

「難しそうなカタカナ用語…」と思うかもしれませんが、意味はとてもシンプル。
どちらも、投資で得られる“利益の種類”をあらわしています。

この記事では、初心者の方にもわかるように、2つの違いや身近なたとえを使ってやさしく解説します！

インカムゲインは、株や債券などを保有しているだけで得られる収入のことです。

お金を“働かせて”毎月おこづかいをもらうような感じ。
投資先が「ちょっとずつお礼を返してくれる」イメージです。

はい、あります。ただし、仕組みと受け取り方が異なります。

投資商品	配当の仕組み	受け取り方
個別株	株を発行する企業が配当金を出す	口座に現金で入ることが多い
投資信託	信託が保有する株などから得た配当を分配	「分配金」として受け取る or 再投資

投資信託では、運用で得られた利益（配当や利息など）を「分配金」という形で投資家に還元することがあります。

分配金の有無や頻度は投資信託によって異なります。
なかには、元本の一部を分配金として支払うタイプもあるため、「分配金が多い＝お得」とは限りません。
内容を確認した上で、目的に合った商品を選びましょう。

分配金を「自動で再投資」する設定にしておくと、配当金が現金ではなく運用資産に回される場合もあります（いわゆる「再投資型」）
- 「分配金再投資型」を選ぶと、受け取る代わりに自動的に同じファンドを買い増すしくみになります。
  資産を効率よく増やす手法として多く利用されています。

つまり…

配当は「個別株にも、投資信託にもある」けれど、個別株は企業から直接、投資信託はファンドから間接的にもらうイメージです。

キャピタルゲインは、株や不動産などを安く買って高く売ったときに得られる利益です。

フリマアプリで「安く仕入れて高く売ってもうける」ような感覚です。