はじめに
投資や株式市場のニュースで耳にすることがある「ファングプラス(FANG+)」という言葉。
なんとなく「アメリカの有名IT企業のことかな?」と思う人も多いかもしれません。
この記事では、ファングプラスの意味や構成銘柄、なぜ注目されているのかを初心者向けにわかりやすく説明します。

ファングプラスとは
「ファングプラス(FANG+)」とは、アメリカの株式市場で特に影響力の大きい ハイテク・IT企業やグロース企業を集めた株価指数 のことです。
米国のインターコンチネンタル取引所(ICE)が算出している指数で、少数精鋭の10銘柄で構成されています。
もともとは「FANG」と呼ばれたFacebook(現Meta)、Amazon、Netflix、Google(現Alphabet)の頭文字をとったものですが、その後にAppleやTeslaなど人気の高い企業が加わり、現在の「FANG+」になりました。
ファングプラスの構成銘柄(代表例)
ファングプラスを構成する10社は以下の通りです(2025年8月時点)。
- Meta(旧Facebook)
- Amazon
- Netflix
- Alphabet(旧Google)
- Apple
- Tesla
- Microsoft
- NVIDIA
- Snowflake
- AMD(アドバンスト・マイクロ・デバイセズ)
いずれも世界的に有名で、テクノロジーやデジタル産業をけん引している企業ばかりです。
なぜ注目されるのか
- 成長性が高い
ITやAI、クラウド、電気自動車など、将来性のある分野で世界をリードしている企業が多いため、株価上昇への期待が集まりやすい。 - 世界経済への影響が大きい
これらの企業の株価が上がると、アメリカだけでなく世界中の株式市場に波及効果があります。 - 投資商品がある
日本でも「FANG+」に連動するETFや投資信託が販売されており、個人投資家でも簡単に投資できます。
初心者が知っておきたい注意点
ファングプラスは少数精鋭の銘柄で構成されているため、株価の変動が大きいという特徴もあります。
つまり、リターンも大きい可能性がありますが、その分リスクも高めです。
投資を考える場合は、長期目線や分散投資と組み合わせることが大切です。
FANG+(ファングプラス)を例に、投資信託と個別株投資の違いについてお弁当で解説した記事は以下です。
まとめ
ファングプラスとは、アメリカを代表する成長企業10社で構成された株価指数です。
世界経済を動かすほどの影響力を持ち、投資先としても注目されています。
ただし値動きが大きいため、初心者はリスクとリターンを理解したうえで取り入れることが重要です。