はじめに
筋トレをしていると、突然吐き気やめまいを感じることがあります。
「せっかく体を鍛えているのに、なぜ気持ち悪くなるのだろう」と疑問に思う人も多いでしょう。
本記事では、筋トレ中に気持ち悪くなる主な原因と、その予防方法について解説します。
筋トレ中に気持ち悪くなる主な原因
- 血圧や心拍数の急上昇
- 高強度のトレーニングでは血圧や心拍数が一気に上がり、自律神経が乱れることで吐き気やめまいにつながることがあります。
- 呼吸が止まっている
- 力を入れるときに息を止めてしまう「息こらえ」は、血圧上昇や酸素不足を招き、気分が悪くなる原因となります。
- 低血糖やエネルギー不足
- 空腹で筋トレをすると血糖値が下がり、ふらつきや吐き気を感じやすくなります。
- 脱水・ミネラル不足
- 汗で水分や電解質が失われると、体温調節が乱れ、めまいや吐き気を引き起こします。
- オーバーワーク
- 自分の体力以上に無理をすると、自律神経や消化器官に負担がかかり、体調不良につながります。
防ぐためのポイント
- 適切な呼吸を意識する
- 力を入れるときに息を吐き、戻すときに吸う
- 水分補給をこまめに行う
- ミネラルを含む飲料も効果的
- 食事を抜かずに行う
- 筋トレ前に軽食やエネルギー補給をする
- 強度を無理しすぎない
- 自分の体調やレベルに合わせた重量・回数で行う
- 休憩を十分に取る
- インターバルを確保し、体をクールダウンさせる
危険なケースに注意
吐き気やめまいが頻繁に起こる場合や、胸の痛み・激しい頭痛を伴う場合は、単なる疲労ではなく心臓や血圧に関わる疾患の可能性もあります。
症状が続くようなら医療機関を受診することが大切です。
まとめ
筋トレ中に気持ち悪くなるのは、呼吸法や水分不足、オーバーワークなど、生活習慣や運動方法が関係していることが多いです。
適切な呼吸や水分補給、無理のない強度でのトレーニングを心がけることで、多くは防ぐことができます。
安全に筋トレを続けるために、体のサインを見逃さないようにしましょう。
