はじめに
「外貨預金」「外貨建MMF」「FX」「米国株」など、外貨を使った投資に挑戦する人が増えています。
しかし、外貨投資に必ずついてくるのが「為替リスク」です。
名前は聞いたことがあっても、実際にどんな仕組みで損したり得したりするのか、わかりにくいですよね。
この記事では、初心者にもわかりやすく為替リスクを解説します。

為替リスクとは
為替リスクとは、「外貨の価値が変動することで、円に戻したときの金額が変わってしまうリスク」のことです。
つまり、ドルやユーロなどの通貨の相場が動くたびに、自分が持っている外貨資産の価値も変わってしまいます。
具体例でイメージ
たとえば1ドル=100円のときに100ドルを持っていると、円換算で1万円です。
- その後1ドル=120円になると、100ドルは1万2000円に増えます(為替差益)。
- 逆に1ドル=80円になると、100ドルは8000円になり、2000円損します(為替差損)。
このように為替の変動が利益にも損失にも直結するのが、為替リスクの特徴です。
為替リスクが発生する投資商品
- 外貨預金
- 預けた通貨を円に戻すときに為替差が生じる
- 外貨建MMF
- 分配金や元本を円に換算する際に影響を受ける
- FX(外国為替証拠金取引)
- 短期売買で為替変動そのものを利益にするため、リスクも大きい
- 米国株(外国株式)
- 株価の値動きに加え、配当や売却益を円に換算するときに為替の影響を受ける
為替リスクを抑える方法
初心者でもできるリスク対策は次の通りです。
- 長期保有を意識する
- 短期の変動に惑わされず、時間をかけてプラスに転じるのを待つ
- 分散投資をする
- ドルだけでなく複数の通貨や円資産とも組み合わせる
- 為替ヘッジ付き商品を選ぶ
- 為替変動の影響を小さくした投資信託を利用する
まとめ
為替リスクとは、外貨を円に換算するときに生じる「為替相場の変動による損益」のことです。
外貨預金、外貨建MMF、FX、米国株など、外貨を使った投資には必ずついてきます。
仕組みを理解したうえで、リスクを抑えながら取り組むことが大切です。