ピカソ自身も覚えられなかった…その長すぎるピカソの本名とは?

2023年6月29日

ピカソは有名な画家だよね

「パブロ・ピカソ」じゃないの?

本名がとても長くて、本人も覚えられなかったらしいよ

20世紀を代表する芸術家

パブロ・ピカソ(Pablo Picasso)は20世紀を代表する芸術家であり、特に彫刻家、版画家、陶芸家として知られていますが、最もよく知られているのは彼の画家としての業績です。

1881年にスペインで生まれたピカソは、青少年時代から非常に才能を発揮し、その生涯で2万以上の作品を制作しました。
彼の芸術のキャリアは70年以上に及び、その間に様々な芸術のスタイルとテクニックを探求しました。

ピカソは、特に立体派という芸術運動の共同創設者として知られています。この運動は伝統的な視覚観念を打破し、物体を多面的、多角的な視点から描くことを特徴としています。
ピカソの「アヴィニョンの娘たち」は、立体派の最初の重要な作品として広く認識されています。

また、彼は"青色時代"と"ピンク色時代"を含むいくつかの異なる"時代"を経て作品を制作しました。
これらの時代は、彼の作品のスタイルやテーマ、色調が一貫して変化していたことを示しています。

彼の作品は形と色の革新的な使用、複雑で象徴的なテーマ、人間の形と感情への深い洞察によって、芸術史に深い影響を与えました。

ピカソの本名はどうして長いの?

パブロ・ピカソの本名は実際に非常に長く、以下の通りです。

パブロ・ディエゴ・ホセ・フランシスコ・デ・パウラ・フアン・ネポムセノ・マリア・デ・ロス・レメディオス・シプリアノ・デ・ラ・サンティシマ・トリニダ・マルティール・パトリシオ・クリト・ルイス・イ・ピカソ

Pablo Diego José Francisco de Paula Juan Nepomuceno María de los Remedios Cipriano de la Santísima Trinidad Martyr Patricio Clito Ruíz y Picasso

この長い名前は彼の洗礼名で、そしていくつかの名前は祖先や守護聖人に敬意を表して付けられました。
彼の芸術家としての名前「パブロ・ピカソ」は、彼の最初の名前(Pablo)と母方の姓(Picasso)から取られています。

どうして長いかというと、スペインの伝統的な命名法によるものです。
スペインでは子供に多くの名前を付けることが一般的で、これらの名前はしばしば祖先や宗教的な人物に敬意を表しています。

彼の洗礼名(Pablo Diego José Francisco de Paula)
彼の両親の名前(Juan Nepomuceno María de los Remedios)
守護聖人の名前(Cipriano)
敬意を表す宗教的なフレーズ(de la Santísima Trinidad、Martyr)
彼の父母の姓(父親の姓のRuizと母親の姓のPicasso)が含まれています。

まとめ

芸術家…とくに画家として有名なパブロ・ピカソですが、実際呪文のように長い本名でした。
どうして長いかというと、スペインの伝統的な命名法だったのですね。

また多くの名前を付けることにより、祖先や宗教的な人物に敬意を表しているのです。

また彼は父親の姓ではなく母親の姓、ピカソを選んで使用することで有名になりました。

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