雑学 身体

大笑いすると涙がでるのはどうして?

2023年8月10日

こないだ久々に大笑いをしたよ

笑うことはいいことだね

でも、大笑いすると涙がでるのはどうしてだろ?

笑いすぎると涙が出る理由

笑いすぎると涙が出る理由には、生理学的な要素が関与しています。

まず、人間の目と鼻は涙道(涙の通り道)で繋がっています。
涙腺は常に涙を生産し、その涙は眼球を潤すために目の表面を流れ、最終的には小さな穴(涙点)を通って鼻の内側に流れます。

大笑いをすると顔の筋肉が緊張し、この緊張が涙腺を刺激して涙の生産を促すことがあります。
また大笑いは呼吸を速め、これが鼻の粘膜を刺激して涙を生成する可能性もあります。

さらに大笑いによって発生する顔の筋肉の緊張は、涙の自然な流れ(目から涙道を通って鼻へ)を変えることがあります。
通常多くの涙は涙道を通じて鼻へと排出されますが、この流れが妨げられると、涙が目から溢れ出る形となります。
これが「笑いすぎて涙が出る」現象の一因となります。

涙が出ない場合の笑いとは何が違うの?そこまで面白くないということ?

涙が出ないで笑うことが、それが面白くないことを必ずしも意味するわけではありません。
人は様々な理由や程度で笑います。涙を流して笑うというのは、極度の笑いや感情の表現の一形態であり、それが無いからと言ってその人が何かを面白くないと感じているわけではないのです。

人間の笑いは多様で、微笑みから大笑いまで様々な形があります。
そしてそれぞれが、人々がユーモラスなこと、楽しいこと、または予想外のことを経験したときの反応を示しています。
これらの反応は個々の感じ方や体験によって大きく異なります。

したがって涙を流すほど笑わないということは、必ずしもその人が何かを面白くないと感じているわけではなく、単にその人の笑いの表現がそうであるだけということが多いです。

まとめ

大笑いをすると、顔の筋肉が緊張し、涙腺を刺激して涙を生成することがあります。
また大笑いは呼吸を速め、これが鼻の粘膜を刺激してさらに涙を生成する可能性があります。

そしてこの笑いによる顔の筋肉の緊張は涙の自然な流れを変え、涙が目から溢れ出ることがあります。これが「笑いすぎて涙が出る」現象の一因です。

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