雑学 社会

ノンバイナリーとは?性別を「男か女か」だけで分けない生き方を知ろう

はじめに

最近、ニュースやSNSで「ノンバイナリー」という言葉を耳にする機会が増えました。
一体これはどんな意味なのでしょうか? 「男性でも女性でもない」とはどういうことなのか、まだよく知らない人も多いかもしれません。
この記事では、ノンバイナリーとは何か、どんな背景で生まれた考え方なのかをわかりやすくまとめます。

男と女の間にいるなにもない人

ノンバイナリーとは?

ノンバイナリー(non-binary)とは、「自分の性別が男性でも女性でもない」と感じている人や、男女の枠におさまらない性自認を持つ人を指す言葉です。
「non」は「〜でない」、「binary」は「2つに分かれたもの」という意味で、つまり「男女という2つに分けられない」という考え方です。

例えば、「男性だけど、女性としての自分もいる」「どちらでもない」「日によって感じ方が変わる」という人も含まれます。

どんな人がノンバイナリーなの?

ノンバイナリーと一言で言っても、人によって感じ方やあり方はさまざまです。
自分のことを説明するときに、「ジェンダークィア」「Xジェンダー」など別の言葉を使う人もいます。
服装や見た目は一見男性らしかったり女性らしかったりする場合もあり、外見だけではわからないことが多いのが特徴です。

どうして「ノンバイナリー」という考え方が生まれたの?

多くの国や文化では長い間、「人は男性か女性かのどちらか」という考え方が当たり前でした。

でも近年は「性別は生まれた体だけで決まるものではない」という理解が広がっています。
自分の心の性別(性自認)が体の性別と一致しない人もいるし、どちらにも当てはまらないと感じる人もいます。

SNSの普及も大きなきっかけのひとつで、世界中の人が自分の気持ちを発信しやすくなり、「自分は男でも女でもないかもしれない」と気付ける場が増えたことも背景にあります。

ノンバイナリーとトランスジェンダーの違い

「トランスジェンダー」という言葉もよく耳にしますが、両者は少し意味が違います。

トランスジェンダーは「体の性別と心の性別が一致しない人」。
一方でノンバイナリーは「男性でも女性でもない」「男女どちらかに分けられない」という感覚を持つ人を含みます。
なので、トランスジェンダーの中にノンバイナリーの人が含まれることもあります。

ノンバイナリーの人と接するときに大切なこと

ノンバイナリーの人にとって、無意識のうちに「男だから」「女だから」と決めつけられるのは大きなストレスになることがあります。
そのため、本人が希望する呼び方や代名詞を尊重することがとても大切です。
日本語では「さん」などジェンダーニュートラルな呼び方が多いので比較的取り入れやすいと言われています。

まとめ

ノンバイナリーとは、「男性」「女性」という2つの枠にとらわれない性自認のことです。
すべての人が必ずどちらかに当てはまるわけではなく、「自分はどちらでもない」と感じる人も確かに存在します。
多様な性のあり方を知ることは、お互いを尊重し合える社会づくりの大切な一歩です。

-雑学, 社会
-