はじめに
「投資信託って聞いたことあるけど、よくわからない…」
「インデックスファンド?アクティブファンド?どう違うの?」
そんな疑問を持っている方のために、この記事では
- 投資信託とは何か
- インデックスファンドとアクティブファンドの違い
- 初心者が選ぶ際のポイントや傾向
をわかりやすく解説します。

投資信託とは?一言でいうとこんな投資商品!
投資信託とは、たくさんの人から集めたお金を、運用のプロがまとめて投資してくれる商品のことです。
例えるなら「みんなでお金を出し合って、運用チームにおまかせする投資のセット商品」
投資先は株や債券、不動産などさまざまで、1本買うだけで分散投資ができます。
投資信託の仕組み(超シンプル図解)

- 投資家は投資信託を購入(運用はおまかせ)
- お金はファンドに入り、運用チーム(人)が投資先を管理
- 得られた利益が投資家に分配 or 基準価額に反映
インデックスファンドとアクティブファンドの違い
インデックスファンドとは?
日経平均やS&P500など、特定の指数に自動で連動するファンド
- 市場の“平均点”を目指す
- 決まったルールで運用されるため、判断は必要なし
- 運用コストが安く、初心者・長期投資に向いている
人間(運用者)は関わっているが、“自動運転のような役割”
→ ルール通りに買って持ち続けるだけ。判断はしない。
例
- eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)
- SBI・V・全世界株式インデックス・ファンド
あくまで一例であり、特定ファンドの推奨を目的としたものではありません。
株式指数については以下を参考にしてください。
アクティブファンドとは?
人(ファンドマネージャー)が自ら銘柄を選び、市場平均を超える成績を狙うファンド
- ファンドマネージャーが分析に基づいて投資先や売買タイミングを判断
- 経験や運用方針によって成果が変わる場合もあります
- 成果が出れば大きなリターンが得られることもありますが、市場平均に連動するインデックスファンドよりも、銘柄選定などの人的コストがかかるため、手数料が高くなる傾向があります。
- 手数料(信託報酬)は商品によって異なります。実際のコストは、目論見書や販売会社のウェブサイトなどでご確認ください。
- “手動運転”のようなイメージで、人の判断により運用されます
こちらは“手動運転”のような運用。人の力で成果を狙う。
例
- ひふみ投信
- フィデリティ・USリート・ファンド
あくまでも一例であり、特定ファンドの推奨を目的とするものではありません。
ファンドマネージャーって誰?
ファンドマネージャーとは、投資信託のお金を預かって、どこに投資するかを決める“運用のプロ”のことです。
- 多くは証券会社や資産運用会社の社員
- 経済学や金融工学に精通した専門職
- 複数人でチーム運用することもある
インデックスファンドにも運用チーム(人間)は関わっていますが、あくまで“ルール通りに機械的に運用”するだけです。
一方で、アクティブファンドは人間の判断力を活かして利益を狙う運用になります。
比較まとめ表
| 項目 | インデックスファンド | アクティブファンド |
|---|---|---|
| 運用方法 | 指数に自動連動 | 人が判断して運用 |
| 目的 | 市場平均に追従 | 市場平均を超える |
| 費用(手数料) | 安い | やや高い |
| 安定性 | 比較的安定 | 成績に差が出やすい |
| 向いている人 | 初心者・長期投資 | 投資に慣れている人・中上級者 |
投資信託を使った運用サービス
投資信託には、インデックス型やアクティブ型のほかに、これらを組み合わせてプロが運用する「ファンドラップ」というサービスもあります。
投資家はリスクや目標を伝えるだけで、資産配分や銘柄選び、定期的な見直しまで任せられる、おまかせ型の運用方法です。
ファンドラップについて知りたい方は以下を参考にしてください。
投資信託の始め方(かんたん3ステップ)
証券口座を開設する
- ネット証券(SBI証券、楽天証券、マネックス証券など)で簡単に口座を開設できます。
口座を開設するにあたって、一般口座と特定口座についての以下の記事を参考にしてください。
毎月の投資額を決める
- 月1,000円〜など、無理のない範囲から始めるのが安心です。
投資信託を選んで積立設定
インデックス型・アクティブ型など、目的や好みに合った商品を選びましょう。
例
- eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)
- SBI・V・S&P500インデックス・ファンドなど
あくまで一例であり、特定商品の推奨、ファンドを目的としたものではありません。
新NISAでの活用について知りたい方へ
「新NISA」制度を使えば、投資信託の利益が非課税になるメリットもあります。
制度の活用方法について知りたい方は、以下を参考にしてください。
新NISAを利用せずに課税口座で投資信託を購入・運用する人はどんな人?
新NISAの非課税枠を使い切っている人
- 年間の上限(成長投資枠240万円/つみたて投資枠120万円)をすでに使い切っていて、それ以上も投資したい人
- 非課税枠を超えた分は、特定口座などの課税口座で投資信託を続ける
制度や非課税にあまり関心がない人
- 投資はするが、NISAのしくみを知らない、または「面倒そう」と感じている
- とりあえず証券会社のデフォルト(課税口座)で買っている
法人や未成年など、新NISAの対象外の人
- 新NISAは18歳以上の日本居住の個人のみが対象
- 法人口座や、制度対象外の外国人などは利用できず、課税口座で運用するしかない
非課税メリットより、柔軟な売買を重視する人
- NISA口座では一部制約(商品の種類・取扱証券会社など)もあるため
- 複雑なタイミングで売買したい人、損益通算など税制上の工夫をしたい人はあえて課税口座を使うことも
旧NISAから移行しておらず、新制度に未対応の人
- 旧制度をそのまま継続している、もしくはまだ切り替えていない
- 「つみたてNISAのまま」「NISA口座を開設していない」というケース
ジュニアNISA終了後に未対応の家庭など(親名義の課税口座を利用)
- ジュニアNISA終了後の子どもの資金運用を、親の課税口座で行う家庭もある
投資信託と個別株投資の違いを解説した記事がありますので、以下をチェックしてみてください。
まとめ
投資信託は、運用のプロにおまかせできる「分散投資のパッケージ商品」であり、初心者でも少額から手軽に始められる金融商品です。
中でも、インデックスファンドは「低コスト」「仕組みがシンプル」「長期向き」などの理由から、はじめての資産形成に向いています。
一方で、アクティブファンドは、人の判断で運用される分、リターンも大きくなる可能性がありますが、運用コストがやや高めで成績にバラつきも出やすいため、ある程度投資経験がある方に適しています。
どちらにもメリット・リスクがあるため、自分の目的やリスク許容度に合わせて選ぶことが大切です。
また投資信託は、「新NISA」を活用すれば非課税で運用できるメリットも。
制度と組み合わせて上手に活用することで、より効率的な資産形成が期待できます。