はじめに
日本で1番長い川は信濃川です。では、世界で1番長い川はどこでしょうか?
かつてはミシシッピ川が世界で一番長い川でした。
昔、学校の授業でミシシッピ川が世界一長い川と教わった人もいらっしゃるかと思います。
現在はミシシッピ川ではなくナイル川が世界一と言われるようになったのは、どのようなことがあったのでしょうか?

世界の長い川
ナイル川
世界で1番長い川はナイル川で、長さは6650キロメートルもあります。
流域面積は2,870,000km²です。
アフリカ大陸を流れるアフリカ最長の河川で、青ナイルと白ナイルという2つの支流に分かれています。

アマゾン川
世界で2番目に長い川はアマゾン川で、長さは6516キロメートルあります。
流域面積は7,050,000km²です。
ブラジルと南米諸国、ペルーやボリビアなどの熱帯雨林を流れ大西洋に注いでいます。

長江
世界で3番目に長い川は長江で、長さは6300キロメートルあります。
流域面積は1,808,500km²です。
中国およびアジア最大の川で、チベット高原を水源とし東シナ海へ注ぐ川で成都、武漢、重慶上海、南京などを含んだ中国の19省を通っています。

ミシシッピ川
世界で4番目に長い川はアメリカのミシシッピ川で、長さは6275キロメートルあります。
流域面積は2,981,076 km²です。
アメリカおよび北米最大の川で、流源はミネソタ州でアメリカ中央部を南下し、メキシコ湾へと注いでいます。

1970年代に川を定める基準が変わった
かつては、ミシシッピ川が世界最長の川と言われていました。
その後、ナイル川やアマゾン川で新しい水源が発見され、その分だけ川が長くなったので世界一の記録も書き換えられたという経緯があります。
現在、世界一はナイル川と習うことも多いですが、川の長さに関するナイル川とアマゾン川のいずれであるかで様々な議論もあります。
ナイル川やアマゾン川の水源地帯の地形はまだ完全に解明されていませんので、これからも川の長さが伸びる可能性は十分にありえますし、それと同時に世界一も変わる可能性があります。
過去にミシシッピ川が世界一長い川と習ったことから、この差分を覚えておくとどこかで役に立つこともあるかもしれません。
また国立天文台「理科年表2022」ではランキングが示されています。10位までは以下の通りです。参考にしてみてください。
ちなみに日本で一番長い川、信濃川の長さは367Kmになります。
| 順位 | 河川名 | 長さ(Km) |
|---|---|---|
| 1 | ナイル川 | 6,695 |
| 2 | アマゾン川 | 6,516 |
| 3 | 長江 | 6,380 |
| 4 | ミシシッピ川 | 5,969 |
| 5 | オビーイルチシ川 | 5,568 |
| 6 | エニセイーバイカルーセレンガ川 | 5,550 |
| 7 | 黄河 | 5,464 |
| 8 | コンゴ川 | 4,667 |
| 9 | ラプラターパラナ川 | 4,500 |
| 10 | アムルーアルグン川 | 4,444 |
まとめ
かつては、世界一長い川と言われたミシシッピ川は、現在では4位まで落ちてしまっています。
ナイル川やアマゾン川で新しい水源が発見されたので、その分川が長くなり現在の記録の変更となりました。(2025年5月2日現在)
さらに水源地帯の地形はまだ完全に解明されていないということなので、今後1位と2位が変動する可能性も高いです。