はじめに
日本の古い長さの単位「町(ちょう)」は、時代劇や歴史書などで見聞きすることがあります。しかし、「一町ってどのくらいの長さ?」と具体的にイメージできる人は少ないかもしれません。
本記事では、一町の長さや広さ、現代の単位に換算するとどれくらいかを解説します。

一町の長さとは?
一町(いっちょう)は、約109.09メートル(≒109メートル)に相当します。
- 1町 = 60間(けん)
- 1間(けん)= 約1.818メートル
- 1町 = 60 × 1.818 = 約109.09メートル
この長さは、江戸時代の街道の距離表示などに使われていました。
一町の広さとは?
「町」という単位は、土地の広さ(面積)を示す場合もあります。
- 1町 = 約9,917平方メートル(約1ヘクタール)
- これは、東京ドームの約4分の1の広さに相当します。
一町の具体的なイメージ
- 陸上競技場のトラック(400メートルトラックの約4分の1)
- 野球場の外野の広さ(ホームベースからセンターまでの距離に近い)
- 100メートル競走の距離にほぼ相当
一町はどこで使われていた?
歴史的には、以下のような用途で使われていました。
江戸時代の街道の距離表示
江戸時代の街道では、「一町ごとに道標を設置する」などのルールがありました。
田畑の面積表示
- 1町四方の土地(1町歩) = 約1ヘクタール
- 江戸時代では、田んぼの広さを「町歩(ちょうぶ)」で表すことが多かった。
現代における一町の使われ方
現在では一般的に使われることは少ないですが、歴史的な地名や地図の距離単位として残っています。
- 地名に「○○町」という名称が多いのは、この単位が由来。
- 神社や城跡の案内板で、距離表記として使われることがある。
まとめ
一町(いっちょう)は、
- 長さ:約109メートル(100メートル走とほぼ同じ)
- 広さ:約9,917平方メートル(約1ヘクタール、東京ドームの1/4)
- 江戸時代には街道の距離表示や土地の面積測定に使われていた。
現代ではあまり使われませんが、歴史を学ぶうえで知っておくと便利な単位です。