全員が会話に参加できて楽しい話題を…複数人で会話しているときに注意すべきことは?

2021年9月7日

複数人で話している時に、自分のことだけを話し始める人は少なくありません。
みんなでワイワイしている状態で自分中心になってしまう人がいると雰囲気が悪くなってしまうこともありますよね。

自己主張が多くなってしまうのは、自己顕示欲が前面にでてしまっているので結果として誰も得をしないケースが多々あります。
複数人で会話しているときのマナーとしてどのような対応なら失礼に当たらず、皆が楽しい空気の中で過ごせるでしょうか?

全員が話題に参加できるネタを選ぶ

話題選びには慎重になりましょう。できることなら、全員が参加できそうな話題が1番です。
一部の人しか知らない内容だと、話に入れない人が出てきてしまいます。

万が一、一部にしかわからない話題をするのなら、知らない人に補足説明をすることが必要です。

3人で話しているとして、2人が同じ高校出身だったとしましょう。

私達の高校に、凄い怖い先生がいたんだ。その先生が今は教師を退職してユーチューバーになっていたんだ。

こういった説明をしておけば同じ高校ではなかった人も話題に入れますし、孤立させることもありません。

こうした周りへの配慮によって空気が悪くなることもありませんし、信頼関係を築くこともできるでしょう。

本当に話し上手な人は、聞き上手な人

複数人でも、2人で会話していても共通することですが「話し上手は聞き上手」という言葉があります。

「話し上手」というのは勘違いしないようにすべきですが、ペラペラと自分の事ばかり話している人が「話し上手」という意味ではありません。
本当の「話し上手」な人は「相手の話を聞くのも上手」です。

相手の話に耳を傾けた上で自分の意見を述べるようにして、そういったやりとりの中で会話を楽しんでいきましょう。
「自分は」「自分が」という、まるで自分が主役かのような話しかたは嫌われてしまいます。

自分のことは控えめにするのがマナーです。
だからといって控えめにしすぎてしまうのも相手に不快な思いをさせてしまいます。

更に誉められた時などには、謙虚な言葉ばかりを返すのではなく「ありがとうございます」というように感謝の気持ちをスマートに言ったほうが、空気も良くなるでしょう。

話し上手な人の特徴

男女問わず、この人と話していると面白いな、もっと話していたいなという人がいませんか?
話し上手な人には、共通点があります。

人に興味を持っている

話し上手な人の特徴として、相手に対して「もっと知りたい」という、好奇心や興味を持っています。
ですので相手に対して様々な質問を投げかけます。

話し上手な人は、質問の方法を「オープン・クエスチョン」を用いて会話の幅を広げています。

質問方法は「クローズド・クエスチョン」「オープン・クエスチョン」と2通りあります。

「クローズド・クエスチョン」は「YES」か「NO」で答えられる質問の方法です。
「オープン・クエスチョン」は自由に答えられる質問方法です。

映画を観て泣いたりする?

という質問よりも

どんな映画を観た時に泣いた?

の方が、自由な答え方ができるので会話の幅を広げながら相手の事を知ることができます。
話し上手な人は、人に興味を持っているからこそ、自然とこういう質問ができるのでしょう。

相手に合った言葉遣い

話し上手な人の特徴として、様々な言葉遣いができます。
相手に合った言葉を選んで使えるので、共感を持たれやすく親近感も生まれやすいです。

相手の表情を見ながら会話のキャッチボールをしている

話し上手な人はきちんと相手の表情を見て会話しているので、相手がつまらなそうに話していないか?などをよく見ています。

相手はこの話題には興味がないと表情から判断したら、すぐに相手が興味がありそうな別の話題に変えたりするでしょう。
会話中、相手の立場に立つように心がけ「この人はどのような答えを求めているのか」ということを考えます。

まとめ

話し上手な人は、複数人で話そうと2人きりで話そうと会話中に相手に意識を向けているのがわかります。
逆に話し下手な人の特徴として「自分が面白い話題をしないといけない」「自分が話したことで、空気が悪くならないようにしよう」等、意識を自分に向けていることが多いです。

自分に意識が集中していると余計に会話が空回りしてしまうので「相手にとって楽しい話題は?」と意識を相手に向ければ、お互いに楽しい会話ができるのでしょう。

「自分は人に興味がないから」と諦めてしまっては、人とのコミュニケーションにおいて問題が生じて良い関係も築けません。
人に興味を持って、相手の立場に立つように心がけて複数人との会話を楽しむようにすると良いですね。

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