歴史 雑学

現在の大阪城は、秀吉が築いた城ではない?

2023年6月26日

大阪城は、日本の重要な歴史的建築物です。

大阪城は、豊臣秀吉によって築城されたと習ったよね?

徳川家が建てたということを聞いたこともあるよ?

大阪城について

大阪城は日本の重要な歴史的建築物で、大阪市中央区に位置しています。

築城の歴史

大阪城の最初の築城は豊臣秀吉によって行われました。
1583年からの築城作業は、既存の寺社や石山本願寺の遺構を利用しながら進行し、1597年(または1598年)に完成しました。
しかし秀吉の死後、関ヶ原の戦いとその後の大坂の陣により大阪城は大きく損傷しました。

再建と構築

慶長20年(1615年)の大坂夏の陣を経て豊臣家が滅びた後、徳川家康は大阪城を再建しました。
現在の大阪城公園の範囲と大まかな配置は、このときのものが基になっています。
しかしその後火災などで度々損傷し、明治時代には天守閣が取り壊されました。

現代の大阪城

大正時代になってから現在の大阪城天守閣が鉄筋コンクリート製として再建されました。
外観は戦国時代の天守閣を模していますが、内部は8階建ての博物館となっており、大阪城やその歴史について学ぶことができます。
公園内には様々な施設が点在し、四季折々の花々やイベントで賑わっています。

主な特徴

大阪城は堀と2重の壁で守られており、戦略的に重要な位置にあることで知られています。
また天守閣のすぐそばには大阪城公園があり、広大な敷地内には日本庭園、スポーツ施設、コンサートホールなどがあります。

観光

大阪城は年間を通じて多くの観光客を引き付けます。特に春の桜の季節や秋の紅葉の季節は美しく、多くの人々が訪れます。
また、天守閣の展望台からは大阪市のパノラマを楽しむことができます。

現在の大阪城は秀吉が建てたものではない

以上のことから、現在存在する大阪城天守閣は豊臣秀吉が建てたものではないとわかりました。また上記を詳細に、まとめると以下のようになります。

大阪城の最初の築城は豊臣秀吉によって行われました。それは天正18年(1590年)から始まり、秀吉の死の年である慶長3年(1598年)に完成しました。
しかし秀吉の死後、関ヶ原の戦いや大坂の陣によって大阪城は大きな損傷を受け、徳川家康によって大阪城は再建されました。
しかしその後も火災や時代の変遷により度々再建されています。

まとめ

豊臣秀吉が最初に大阪城を築いたのは1583年ですが、その後の関ヶ原の戦いや大坂の陣で大阪城は大きく損傷しました。
それらの戦後に徳川家康によって大阪城は再建されましたが、その後も火災などにより度々損傷、再建を繰り返しています。
明治時代になると、天守閣は取り壊されてしまいます。

それから数十年後の大正時代、現在見ることができる鉄筋コンクリート製の天守閣が建設されました。
この天守閣は外観は戦国時代の天守閣を模していますが、内部は8階建ての博物館となっており、大阪城やその歴史について学ぶことができます。

なので厳密に言えば現在の大阪城天守閣は、徳川家が建てたものではなく、大正時代に再建されたものということになります。

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